商品説明インドネシア・スマトラ島南部パレンバンの悪魔よけ臍カバー(C)スマトラ島南部のパレンバン地方で、半世紀ほど前まで使用されていた、赤ちゃん専用の臍(ヘソ)隠蔽カバーです。イスラム信仰の強い同地では、裕福な家庭を中心に、赤ちゃんが生まれると、悪魔よけとしてヘソを覆うための、このような形のカバーを着ける風習がありました。このような文化は、やはりイスラム色の強いスマトラ島北端のアチェやスラウェシ島南部でもみられました。大切な場所を保護する目的以外に、人目に晒すことを避けるイスラム独特の考え方が反映されていたようです。 これは、銀の含有量がおよそ80%、残りは銅を混ぜてあるそうです。サイズは直径が約4.8cm、重さはおよそ13グラム。中心の穴に紐を通し、腰にくくりつけて使用しました。インドネシアのアンティーク市場では、欧米人コレクターを中心に、このトゥアリと呼ばれたかつての“異文化”をペンダントヘッドとして再利用する目的で人気があるとのことです。 インドネシア文化宮GBI=Graha Budaya Indonesia)は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/